【オススメ勉強法】インプットを最大化させる勉強法3選
目次
効率と吸収率を最大化する勉強法
時間がある今だからこそ、楽しく、効率的に学びましょう。
1 YouTube勉強法
YouTubeは検索機能によって自分の学びたいことをピンポイントに検索できる。
YouTubeで勉強するメリットはたくさんある。1つは視覚と聴覚と両方働かせながら学ぶことができる点だ。しかも、映像や絵を用いたものは、文字の数倍の情報量と脳への刺激がある。
コツ1 「メモ」を取りながら聞く
手を動かし聞くことで吸収率を最大化する。状況になれてしまうと人間は、「無意識」という力を使い、自然と手を(気を)抜く性質を持っている。これは必要な情報とそうでない情報を無意識に判別する重要な性質である。しかし、勉強したい時には学習効率を下げてしまうこともある。
YouTuberが発した言葉一つ一つで、印象的だったこと、気になったことをその都度メモをしながら聞くことで、最後まで意識的に聞くことができる。
メモを取ることは大きく2つ。
① 印象に残った内容
② 動画に対する個人的な感情
これらを意識して手を動かすと、記憶に残りやすい。
コツ2 「再生速度」を上げる
知っている方もいると思うが、YouTubeには、再生速度を好みの速さに変更できる。自分が興味のあることであれば、多少速度を早くしても聞き取ることができる。
速度の上げ方は、動画の右上の部分に「⚙(歯車マーク)」もしくは「…」という欄がある。そこをクリックすると再生速度変更の欄が現れ、自由に選択が可能だ。
再生速度は0.25倍速~2倍速まで8段階ある。最初は1.25倍速、慣れてきたら1.5倍速と徐々に早めていくと良い。
そうすることでより短い時間で効果的な知識を得ることができる。
留意点
全ての情報の信頼性が高いとは言えないこと。
制作物には常に「主観」が入るということ。
インターネットは目立つことを目的とする媒体であること。
以上を留意することで、良い学びが得られる。
2 ワガママ読書勉強法
身元がはっきりしている「本」は何よりの情報源である。出版社と著者が時間をかけて作った作品はとても質が高いものばかりだ。したがって本から得られる知識はとても信頼できる。しかし、文字だけのものは集中が続かなかったり、飽きてしまうこともしばしば。読者側の根気や資質が問われることもまた事実である。そんな時は「ワガママ読書」によって、自分にとっての「お宝知識」だけゴッソリ吸収してしまおう。
コツ1 目次ターゲティング
まず、この言葉を意識しよう。「全部読まない、読めるわけがない」。物語や小説はそうは行かないが、知識・情報系、ノウハウ系の本は、これくらい開き直って必要な章や文節だけに狙いを定める。興味が無い場所は全て切り捨てる。目次でターゲットが絞れたら、目的のページまで直行。
コツ2 完璧主義はゴミ箱へ
漫然と量を読んだところで、身について無ければ意味がない。特殊な能力が無い限り、1度読めば全て覚えたなんて人はなかなかいない。というか覚えることが重要なのではなく、覚えたことをどう活かすかが最重要。10割読んで2割覚えるくらいなら、「2割読んで2割」覚えよう。
コツ3 マイキャッチコピーを付ける
その本にはどんなエネルギーがあるのかどんな視点が得られるのかを説明できるようにする。1文でその本を紹介する言葉を創ろう。イメージとしては、ヴィレヴァンの商品のポップを想像してもらえると良い。
とはいっても、キャッチコピーなんて難しい。そう思うひともいる。難しく考える必要はない。キャッチコピーにはセンスも要らない。ただ、自分が興味があり、得られた知見から、どんな感情になったかをシンプルに示せばいいだけである。
キャッチコピー作成の公式
キャッチコピー = 本の中の具体例 × 自分の感情
内容に自分の感情を掛け算することで、よりエネルギッシュで記憶に残るものとなる。また仲間に勧めることで自らのアウトプットにも利用できる。他者にアウトプットすることで、定着度は倍増することが脳科学的に証明されている。
3 マインドマップ勉強法
マインドマップとは、イギリスの教育コンサルタント、トニー・ブザンがつくった「記憶の整理術」である。人間の記憶力やメモリー(記憶残高)は思うほど大きくはない。人間の記憶力は一定の時間を過ぎると、大半を忘れてしまう(別記事:エビングハウスの忘却曲線)。しかしこのマインドマップを使うことで、人間の記憶力を最大化することができる。
コツ1 脳のクラウド
例えば、人間に記憶量をスマホに例えるとわかりやすい。直接記憶できる量が、スマホ本体のストレージ、マインドマップは出し入れ可能な「クラウド(Cloud)」のような役割を果たす。
つまり、常に脳に留めて記憶しているわけでは無いが、ちょこっとデータ(記憶)を取り出すことで、必要な情報をその場に引っ張り出すことが可能となるのだ。脳も機械と一緒でデータを膨大に置き続けると、その他の動作も重くなり行動や思考、全てのパフォーマンスを下げてしまう。
マインドマップを容量無制限の脳のクラウドとして活用することでパフォーマンス全てを最大化できる。
コツ2 描く前に意識すること
はっきり言って自由である。「書く」というより「描く」というイメージで取り組む方が良い。なぜかというと、マインドマップは脳のイメージをそのまま可視化するからだ。難しいと思う人は、想像してみてほしい。
「あなたの脳に描かれる内容は全て、文字や文章でできていますか?」
きっとそうではないと思う。意味のわからない絵や、抽象的な映像も広がっているのが普通。描き方のコツは「脳に描かれたものをそのまま出力する」ということを意識する。最初は難しいかもしれないが、思うがままのイメージで描く。マインドマップに関してはきれいに書こうと思えば思うほど逆効果だ。自分しか見ない、自分さえわかれば良い、という意識で描く。
コツ3 描き方
マインドマップの基本的な動作の紹介。
・真ん中にテーマを書く
抽象的なこと、文字でも絵でもOK。スタートしやすいものが良い。
・メインブランチ→サブブランチ
テーマから直接伸びる枝が「メインブランチ」、そこから更に枝分かれしていくのが「サブブランチ」という構成で描く。とはいっても、自分が見やすく、想像しやすい描き方が一番なので、これも頭の片隅に置いておくくらいで十分。
・「オリジナル表現」で書く
本質的な学びとは、情報を自らの血肉にすること。自分用につくりかえること。一つの文言でも、自分用に作り変える。内容をそのまま描くより、「自分はこう感じた」という主観で描く。
・自由奔放に書く
何度も言うが、最重要点なので繰り返す。きれいに書こうと思わない。見るのは自分だけ。落書き感覚でOK。
YouTuberごとにマインドマップをつくると楽しい。オススメ。
まとめ
学び方は人それぞれ。100人いれば100通りの勉強法がある。一つの視点として、たくさんの方法を実践し、自分にとって最適な勉強法を見つけることが何よりの最大効率になる。
楽しく、効率的に学び、人生を豊かにしていこう。
Thank you.